花王、男性の家事参加と大そうじに関する意識実態調査結果を発表
家庭円満の鍵は夫の大そうじ参加にあり!
家事参加は、換気扇・レンジフードの大そうじから始めるのが吉
男性の家事参加と大そうじに関する意識実態調査
花王(株)は、年末の大そうじシーズンを迎えるにあたり、全国の20〜69歳の既婚男女計2,160人を対象に、男性の家事・年末大そうじの実態および意識を調査しました。
近年「男性の家事参加」が話題になっていますが、今回の調査でもライフスタイルや価値観(家事分担意識や配偶者への思いやり、子どもの教育観、幼少時の家事経験)によって、男性の家事参加度に違いがあることが見えてきました。男性が家事をしている家庭では、夫婦間のコミュニケーションや子どものお手伝い率も高い傾向にあり、男性の家事参加は家族の絆を深め、子どもの自立心を育む効用がありそうです。
今年も早や、年末大そうじのシーズン。昨年の大そうじに参加した男性の大部分が、ふだんの家事にも参加意向を示しています。男性にとって「大そうじは家事デビューの第一歩」とも言えそうです。
★「カジメン」はもてる!? 女性の「カジメン」支持派は75%と圧倒的。
今や男性も家事を積極的にやる時代、だからこそイクメンやカジメンはかっこいい――そんな女性からの意見は75%と圧倒的。20代女性はほぼ9割、60代女性も6割以上が「イクメン・カジメン」はかっこいい!と支持をしています。
★既婚男性の家事参加は約半数。
既婚男性のうち、約半数が家事に参加。若年層ほど家事参加に積極的なようです。
また、家事参加する男性と夫婦生活や家族生活の問との関連を見てみたところ、夫婦関係や子どもの教育にも気を配りつつ、家事に取り組む男性像が浮かんできました。
★男性の家事参加と夫婦間コミュニケーション、子どものお手伝い参加は比例する傾向に。
夫婦のコミュニケーションと男性の家事参加の相関関係を見てみたところ、夫婦の会話時間と男性の家事参加の間に明確な関連性が見られました。逆に、「老後の夫と二人だけの生活には不安がある」「離婚を考えたことがある」という人は、夫が家事に不参加という女性に多く見られました。また、子どものお手伝い実施率にも影響が見られました。
★大そうじくらいは手伝って欲しいという女性は70%! ふだん家事をしない男性は換気扇・レンジフードの大そうじで挽回!?
昨年大そうじをしなかった男性の妻で、「夫に大そうじをしてもらいたい」という女性は実に70%。
一方、女性が汚れが気になっている場所の1位は「換気扇・レンジフード」。2位に20ポイント以上の差をつけました。
★大そうじに夫を参加させるポイントは、夫のやり方に口出ししないこと。
「夫のやり方にはなるべく口出ししない」「感謝の言葉をかける」という女性の夫は家事参加率が高い傾向にあります。
大そうじに夫を参加させるにはそうした接し方がポイントになりそうです。
★大そうじは、男性の家事参加の第一歩。
昨年大そうじに参加した男性(=ふだん家事はしていない)に今後の家事参加について聞いてみたところ、約90%が「参加意向がある」と答えています。まずは年に一度の大そうじで家事参加の第一歩を踏み出すのがよさそうです。
★家事をしそうな男性タレント、1位は杉浦太陽さん。
家事をしそうなタレントについて聞いてみたところ、男女総合で杉浦太陽さんが断然のトップ、2位は水嶋ヒロさんでした。男性では関根勤さん、女性では宮迫博之さんがそれぞれ上位となりました。
花王プレスリリースより
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