今日は、フローリングのクリーニングについて。
フローリングと一口に言っても、実は色々な材質があります。
今日は、一番神経を使うMDFフローリングの話です。
MDFと言って、木を細かく裁断した物を圧縮した材料に表面だけ木目のつき板を張ってあるものは、ぬれた雑巾を床においておくだけで、ふやけてしまうくらい水分に弱い建材です。
小口(断面)を見れれば解るのですが、在宅の場合はすでに施工してから何年も経過している場合が多いので判断が難しいところです。
新築のフローリングにコーティングを塗る場合でも、クリーニングして、乾燥させてからコーティング剤を塗布すると言う段取りになります。
この場合も、目立たない場所で、水分によるクリーニングをしても問題ないか、確認してからの作業になります。
ご自分で、ご自宅のフローリングをクリーニングする際もこの確認作業をされる事をお勧めします。
プロが見ても、床材を貼ってある状態ではMDFか否かの判断は難しいです。
ですので、フローリングのお掃除は、なるべく水分を良く絞ったモップや雑巾で、拭き掃除をすることをお勧めします。
洗剤については、ホームセンターなどで売っている床用クリーナーなどは、アルカリ性の洗剤ですので、防汚コーティングなどを工場出荷時にされているフローリングの場合などには不向きです。
アルカリ性の洗剤は、ナチュラル系の色(白っぽい)のフローリングに原液を使用すると、目地が変色する事がありますから注意が必要です。
なるべく中性洗剤を10倍程度に薄めたものから試したほうが、床剤に悪影響を与えにくいですね。
洗剤分を完全除去出来るくらい、何度もきれいな水で絞ったモップなどでお手入れするのが好ましいかと思います。
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